クリスマスツリーがふたつあるよ / 重音テト + 初音ミクe^(-λt)
- 題名: クリスマスツリーがふたつあるよ(I found two Christmas trees!)
- 歌: 重音テト + 初音ミク e^(-λt)
- 作詞・作曲: tomii
偽ケルト音楽です。キーが D なんで許してください。
歌詞
仲良しだった 2 人も時間が経てば会わなくなり、ふと思い出したら寂しくなる、みたいな歌です。
僕とまだ暇な君が反対の色を合わせて 狭いテーブルを揺らして 僕を見て君が言った「クリスマスツリーがふたつあるよぉ」 変な子だなって思ったね 君とまだ触れ合う距離で緩やかな時を過ごして 狭いソファで寄り添い 懸命な君を見ていて、ふざけたくなっちゃったんだ ちょっと恥ずかしかったけど 理由は知らないけれど、仲良くなれた気がして クリスマスツリーはひとつでいい 僕たちはここにいるから 同じものを見てられるように 共にこのまま歩いていこう できる限りね いつしか違う道を通り 交わることも少なくなった きっと来年には会えるかな? 煌びやかさが君を囲み スクリーンに映る星となった きっと忙しいんだろうね 街を彩る光とツリー、幾らあっても寂しくて クリスマスツリーがふたつあるよ、なんて 急に思い出して呟いてみたら どこかに君が見える気がしたんだ マッチを擦ったわけでもないのに ……元気にしてるのかい? クリスマスツリーはひとつがいい 君と僕とで同じものを見ていたいから 降り積もる雪が解けてなくなるように またいつか会えるだろうか?
関連:
- マッチ売りの少女 (Den lille Pige med Svovlstikkerne)
- マッチを擦ると欲しいものが浮かんでくるお話
Lyrics
It might contain wrong expressions.
I and you having free time, overlaid our opposite colors, wobbling the little table in front of us. You suddenly said to me, "I found two Christmas trees!" I thought you are a quirky girl. I had relaxed time very close to you, cuddling up to you on the little sofa. Seeing you hardworking, I wanted to joke around with a little shame suppressed. Without searching the reasons we have, we intuitively knew we can be together. We need only a single Christmas tree, 'cause we are sharing the same time and place. To having the same things in our sights, let's walk along together as we are doing while it's being possible. After years, we've took different ways and we rarely see each other. I wonder if we could meet the next year. You've become the splendid twinkle star only seen in screens. You might be busy as I can't expect. Lights and trees are filling the city but they never fill this empty feeling. "I found two Christmas trees.", the words suddenly remembered about popped out of my mouth. I thought I could see your face by that, like the little match girl did by lighting. ...How are you doing? I need only a single Christmas tree, 'cause I want to see what you see. Fallen snow vanishes by thawing. I wish I could see you someday.
メモ
- タイトルについているよくわからない記号
e^(-λt)は指数関数的減衰を表すもので、時間がたつにつれて減っていくものを表します - スピーカーによってはサビのウィンドチャイムがうるさいかもしれない
- 幸せなクリスマスソングが書けなかったので別れの歌にしました
- ケルト音楽は好きだけど弾けないのでこれが本当にケルト音楽なのか不明です
- 2 人の曲を作ると 3/4 拍子になってしまうのはなぜ? ( 無限遠の君へ という曲もそう )
- ちなみに最後のサビ手前の間奏で上記の曲のアウトロメロディを若干借用しています。
- 後半でドリルが下がったときのテトちゃんがロップイヤーみたいで可愛い
- クリスマスツリーがふたつもあると多分邪魔だと思う
- ドリルをクリスマスツリーに見立てることを思いついた時は世紀の大発見だと思いました
冒頭の楽譜
Cubase の楽譜機能で作成しました。

音楽考察 (勉強用)
自分で作っておいてわからないっていう。
Eb(bII) は D キーにおける代理ドミナントだと思うんですが、セブンスコードじゃなくていいのかわからないです。Bbmaj7(bVImaj7) は D ナチュラルマイナーからの借用コード、同主調コード。直前のGmaj7(IVmaj7) から 3 半音上のコードになるので気持ちいいと勝手に解釈しています。- 3 半音上に行くの好きなのでこれに限らず多用しています。
- そのあとの
C7+13、 C7 自体は同じく同主調からの借用コードですが、メロディの関係上 add13 が入っているのでボサノバっぽくなってしまっている。- 順当には D メジャーにおけるドミナントコードの
A7(V7) な気がしますが、同主調かつトニックコードの代理でもあり構成音も近いAm7(IIIm of F) でも許されそう。 Am7とC7+13も構成音はほぼ一緒。- と、そこまで考えてもいなかったのですが単にコードを弾いたときこれでしっくり来たので
C7+13にしていました。 - 正直一瞬だし、鳴ってる音は実際 E と A の 2 音なので、多分割とどうでもいい。
- 順当には D メジャーにおけるドミナントコードの
ケルト音楽は D メジャーキーか A メジャーのイメージがあったのですが、サンプリング音源などを見ていると意外に Eb とか Bb があるんですよね。おそらくフルート系の楽器のキーによって変動するのかもしれません。この場合ドローンの音とかバイオリンは弾き辛くなりそうですがどうなんでしょう。
出てくる楽器たちの紹介
曲中で出てくる楽器について紹介します。 全然画像とかないですけど、興味があったら調べてみてください (丸投げ)
Tin whistle
動画で言うと 0:38 辺り、左側でなり始める高音のフルートです。 いわゆるケルト音楽と言ったらこの楽器、というくらいの感じがあります。
Low whistle
Tin whistle の音域が低いバージョンです。 動画で言うと Tin whistle と同じくらいに右側でなり始めます。
Bagpipe (Galician bagpipe)
調べてみたら Galicia 地方(スペイン)のバグパイプらしく、アイルランドのものじゃない楽器使ってたことに気づきました。 ただし、ルーツ自体はいわゆるケルト人らしいのでまぁセーフ。あくまで Celtic 音楽であって Irish とは言ってないから。
どうやらケルト人という名称自体は別にアイルランドをさすわけじゃないみたいです。そもそも一定の民族を指すわけじゃないらしい。
楽器としてはいわゆるバグパイプです。Tin whistle と同じくらいに右側で鳴り始めます。 バグパイプはドローンと呼ばれる一定のベース音を鳴らし続けることがあり、 民族音楽では結構広くみられる仕組みのようです。 曲中でも実際には鳴らしているのですがほとんど聞こえないですね。
Fiddle
Fiddle っていうと何だろうと思っちゃうんですが、バイオリンです。 装飾音が入ることでケルト音楽っぽい仕上がりになります。
聴く人からしたらどうでもいい話なんですが、弦楽器って打ち込み音楽だと異様に嘘くさくなりがちで 特にバイオリンなどは目立つ楽器でもあるので「嘘くさ~」ってよくなっちゃいます。
そのため、曲の中では音量ちょっと低めにして隠しています。
Guitar
アコースティックギターです。多分そんなに特殊なことはないですが、 Fiddle と同じで装飾音などが入ることでケルト音楽っぽくなります。
曲中ではイントロ以外の部分でずっと裏でリズムを弾いています。
Bouzouki
ブズーキとよみ、ギリシャ音楽で使われる楽器のようですがヨーロッパでは広く使われているかも。 マンドリンに近いけどちょっと高めの音がするみたいですよ。
ケルト音楽ならマンドリンな気がしますが、こっちの方が曲にあっていたので使いました (ここプロっぽい)
曲の中だとイントロ以外ずっとギターと一緒にリズムを作っています。
Concertina
アコーディオンに近い楽器ですが、形が六角形です。 アコーディオンより素朴な音色が売りらしい。 よく知らずにアコーディオンとして使っていたので、もしかしたら実際には弾けない音をだしているかも。
Tin whistle と同じくらいに左で鳴り始めます。
そのあとに入ってくる、左右をぐるぐる動くようなアコーディオン感のある音色は本当にアコーディオンです。 こっちは Concertina じゃない。ややこしいね。
打楽器たち
スネアとバスドラムはケルト音楽のライブラリに入ったものを使っているのですが 仕上がりを聞いてみると正直普通にドラムセットを叩いているように聞こえます。
でもやっぱり民族楽器の打楽器は癖が強いので、こうなってよかったのかもしれない。
オルガン
1:08 あたりで左側で鳴っているのはオルガンです。 ジャズとか昔のロックでたまに聞きますね。